【お正月】おせち料理のお品書き、込められた思いは?

気になる!

こんにちは、桐生真也です。

今日は素敵なクリスマス、世界中でサンタクロースが素敵な贈り物を届ける日。

私はどうにか子供を寝かしつかせた後でそっとプレゼントの袋を置くことに成功し、安堵のまま昨晩眠りにつきました。

そして今朝、起きた子供が枕元の袋に気づき、サンタさん来てたと大喜び。

出てきたプラレールに大はしゃぎして、早速遊んでくれました。

やっぱり嬉しいものですね、自分の選んだ贈り物で誰かが喜んでくれるのは。

皆さんはどうでしたでしょうか?喜んでもらえましたか?

まだ渡していなくてこれからという人も、どうか素敵な時間になりますように。

さて前回は大晦日や大掃除について調べてみましたが、年が明ければお正月です。

そして年々CMの件数が増えている気がするのがおせち料理

毎年豪華絢爛なおせち料理が販売されていますが、そもそも何故あそこまで豪華なのでしょうか?

気になる!

我が家ではおせち料理を食べることはないのですが、気になってしまいました。

あれほどの品数に込められた意味は?そもそもおせち料理ってどんな意味なのでしょう。

浅い知識と拙い文章ですがご容赦ください。

気ままにお付き合いいただけたら幸いです。

おせち料理ってどういうもの?

おせちは奈良・平安時代の頃に中国から伝わったもので、季節の節目を指す言葉を「御節おせち」と書きます。そして正月を含む五つの節目の日に祝うことを「五節会ごせちえ」と言い、そこで神々に捧げた特別な食事を「御節供おせちく」と言いました。この「御節供」がおせちの語源と言われています。

それからしばらくは宮中料理として食べられていた御節供ですが、庶民の間でも食べられるようになったのは江戸時代になってから。

やがて江戸幕府が五つの節目の日を「節句」として公的な祝日と定め、五節句には含まれないが最も大切とされる特別な日として元日(1月1日)に食べられるものだけを指して「おせち」と呼ばれるようになった。

一般の人々がおせち料理を食べられるようになったのは、江戸時代になってからなのですね。

当時のおせち料理は今のような豪華絢爛なものではなく、季節の野菜や豆腐などを使った質素なものだったようです。

それが時代の流れとともに徐々に料理が増えたり、海産物などの豪華な食材が増えていったのでしょう。

当時の運搬技術では、海産物とか内陸の方へ輸送するの大変そうですよね。

しかしあれほどの料理の数々を庶民の立場で用意することも大変だったとは思いますし、まだまだ多くの家庭でというわけにはいかなかったような気がします。

そしてあの濃い目の味付けは、1月7日(もしくは15日)までの間、来客に対して振る舞うために日持ちするよう作られていて、また三が日は縁を切るに繋がる包丁は使うべきではないとのことで、正月に台所へ立つ回数を減らす為だったようです。

私が知っていたのは日持ちする為にってことだけでした。

その理由というのも、いつも火事や炊事で忙しいお母さんが、三が日くらいはゆっくりできるように日持ちする料理をたくさん作っておくのだと認識していました。

誰から聞いたのでしょう、理由としては納得できるものだったので優しさだなと思っていたのですが。

それでも結果的には同じようなものでしょうから、当時のお母様達は少しくらい楽だったといいのですが、恐らく接客の方で大忙しだったでしょうね。

料理に込められた思い

さて、色とりどりの食材を使ったおせち料理ですが、五穀豊穣や家内安全といった意味を込めて料理が選ばれているようです。

下にそれぞれを意味する料理を並べてみました。

  • 五穀豊穣:田作り(乾燥させたカタクチイワシの稚魚の飴煮、肥料にしたら豊作になった事に由来する)
  • 家内安全:たたきごぼう(ゴボウは根が深いことから、家庭基盤の安定を意味する)
  • 真面目に生きる:黒豆(黒く焼けるほど真面目に働く様子から)
  • 金運・商売繁盛:栗きんとん(その鮮やかな黄金色からお金にまつわる)
  • 子孫繁栄:数の子(卵の数が多いことから)
  • 不老長寿:昆布巻き(養老昆布=よろこぶとして、不老長寿を願ったもの)

他にもたくさんありましたし、複数の意味を込められている料理もありました。

たくさんの思いが込められたおせち料理。

古代中国由来の行事や料理ではありますが、日本の中でまた洗練され、様々な思いのこもった特別な料理に仕上がったのですね。

ゲン担ぎや願掛けといった意味を持たせているものも日本は多いですからね。

ですが根底にある思いは、大掃除でのお話ししたお迎えする人への大切な心遣い。

どうか健康で、健やかで、平穏な日々を過ごしてほしいという想いです。

日本人の他者への思いやりを感じる素敵な気持ちを感じることができました。

来年のお正月は、そういった想いを持って大切な人と接することができるといいですね。

それでは今回はこのあたりで。

あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。

Radiotalkで音声配信もしていますので、興味がある方はぜひこちらも聴いてみてくださいね。

番組 #真也のFeelingNight #Radiotalk https://radiotalk.jp/program/155656

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