こんにちは、桐生真也です。
職場で階段を登っていた時、ポケットに入れていたスマートフォンが金属の手すりに当たってしまい、その音がまるで除夜の鐘のように階段室内に響き渡りました。
こんなところでも年末を感じる今日この頃、皆さんは如何お過ごしでしょうか?
そろそろ大掃除に着手しようとする方。←偉い!
大丈夫、まだいけると私のように先延ばしにする方。←面倒くさがり
思い思いの年末年始、どうか穏やかに過ごしていただけたら幸いです。
さて今回も前回同様お餅にまつわるお話をしていきます。
もしまだ前の記事を読んでいない方は、読んでいただけると嬉しいです。
お雑煮をはじめとした美味しいお餅料理の数々。
甘かったり、しょっぱかったり、煮たり焼いたり。
その地域によっても違いがあると思いますので、その違いもお伝えできたらなと思っています。
浅い知識と拙い文章ですがご容赦ください。
気ままにお付き合いいただけたら幸いです。
お雑煮


やはり先頭に来るのはお雑煮!
恐らく最も地域によるバリエーションが豊富なお餅料理ではないでしょうか。
調べてみたところ、やはり東西で違いが大きいようでした。
共通していることとして、具材は主に大根や人参などの根菜、水菜などの葉物が多い。
東日本側では主に角餅を焼いたものを入れ、スープは鶏ガラベースのすまし汁が多い。具材として秋田県のしょっつるベースのスープや岩手県のクルミだれなど、地域特産品を入れるお雑煮もある。
西日本側では主に丸餅を煮たものを入れ、スープは近畿地方周辺では味噌のものが多く、四国地方や中国地方より南ではすまし汁が多い。具材として広島県の牡蠣や香川県では餡子入りの丸餅が入ったお雑煮がある。
私は東日本側在住ですが、角餅を煮た醬油ベースのお雑煮を毎年作っています。
父は関東、母も九州地方なので、やはり醬油ベースのお雑煮でした。具材も鶏肉と、大根や人参、蒲鉾も入れていましたね。
お餅に関しては焼くか煮るかは好みもありましたので、食べる前に聞いてくれていました。私は煮るのが好みです、お汁に溶けるくらいとろとろがいいです。
私が住んでいる地域では、スーパーで丸餅を見たことがない気がします。
某有名餅メーカーも丸餅は商品としてあるみたいなのですが、やはり地域で発注するものが違うのでしょうね。
残念ながら味噌ベースのお雑煮にはお目にかかったことがないのですが、調べていたらとっても美味しそうで、来年は味噌ベースのお雑煮を作ってみようと思いました。
滋賀県を中心とした辺りで角餅を焼くか、丸餅を煮るかといった境目があるようで、醬油か味噌かといった味の違いも混在しているそうです。
他にも鳥取県や島根県では小豆汁のお雑煮もあり、細かいところを数えると全国で100種類以上もあるようで、予想通りバリエーションの豊かさは圧倒的でしたね。
皆さんも好みのお雑煮があったら、作り方を調べて食べてみてください。
お汁粉

続いてはこちらも代表的なお餅料理、お汁粉です。
こちらは種類が多いというわけではないのですが、西日本側では餡の違いによって呼び方に差があるようです。
東日本側:汁気のあるものは粒餡・こし餡に関わらず「お汁粉」、汁気のないものが「ぜんざい」と呼んでいる。
西日本側:汁気のあるものでこし餡は「お汁粉」で粒餡は「ぜんざい」、汁気のないものは「亀山・金時」と呼んでいる。
私は汁気があるのがお汁粉で、お餅ではなく白玉が入っているのがぜんざいってイメージで認識していましたね。
この時期になると自動販売機でよく売られているお汁粉も、西日本側ではぜんざいということになるんでしょうね。
柔らかいお餅が私は好きなので、一緒に煮たお汁粉が好みですね、そして粒餡派です。
以前はお正月になると家でも作っていましたが、子供が甘い食べ物は好まないので作らなくなってしまいました。
種類としては、北海道で小豆餡の代わりに南瓜を使った南瓜お汁粉や、栃木県ではお餅の代わりに郷土料理の”耳うどん”を入れたものなどもあるみたいです。
ちなみに何故お汁粉と呼ばれるのかですが、こし餡を乾燥させて粉にしたものを汁物にしたところからとのこと。
今年は久し振りにお汁粉にも挑戦してみようかな、子供は食べてくれるでしょうか?
ちょっと偏食なので、色んな食べ物を食べてほしいのですけど。
それでは今回はこのあたりで。
次回はご紹介した以外のお餅料理をお伝えしていきたいと思います。
私が大好きなあの東北の”緑色”のアレも、遂に登場です。
あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。
Radiotalkで音声配信もしていますので、興味がある方はぜひこちらも聴いてみてくださいね。
番組 #真也のFeelingNight #Radiotalk https://radiotalk.jp/program/155656
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