【体験談】熱中症になってしまった実体験をお伝えしていきます

未分類

こんにちは、桐生真也です。

先日熱中症についての記事を書いておきながら、自分が実際に熱中症になってしまいました。

いや、本当に辛かったです。

調べていたお陰ですぐに熱中症だと気づけただけで、その日にやっていたことは熱中症になりたいのかと思うようなことばかりでした。

まぁ折角熱中症を体験してしまったので、その実体験をお伝えできたらなと思います。

どんなことであっても、経験にまさる知識なしですからね。

当日どんなことをしていたか

私が熱中症になった日の行動をまとめてみました。

まるで熱中症になろうとしているかのような行動が目立ちますが、何を意図していたのかも含めて書いておこうと思います。

09:00~13:00 エアコンを切ってしまう

子供を学校の通学バスまで見送り、妻も仕事に出ていった頃です。

私一人しかいないし、スマートフォンで気温を見たら28℃くらいでしたから、節約しようかなとエアコンを切ってしまいました。

いつもよりは涼しいじゃないか、じゃあ窓を開けて扇風機で大丈夫そうだなと思ったのが間違いの始まりです。

さてゲームでもしようかとリビングから移動、お供には熱いお砂糖入りのカフェオレ(冷たい飲み物が苦手なので夏でもホットを飲んでいます)。

家中の窓を開けて、扇風機で風邪を回していきます。

扇風機の一台も自分の真横で回してるし大丈夫だろうと思って、そのままゲームを開始しました。

そして13時頃のこと。

肩こりと頭痛が酷くなってきて、ふとスマートフォンを見ると32℃くらいになっていました。

扇風機の風も生温い感じで、全身に薄っすらと汗を搔いています。

普段から肩こりと頭痛には頻繁に悩まされているので、流石にそろそろエアコンを点けるべきだろうとしか考えていませんでした。

残念ながらゲームを置いている部屋にはエアコンが設置されていないので、リビングのエアコンを点けて窓を閉め、扇風機はそのままに。

ゲームの部屋は徐々に涼しくはなっていくものの、エアコンから一番遠い部屋であることと、機械の排熱も相まって体感はそこまで変わりません。

この時点で熱中症対策をするべきだったのに、愚かな私は肩を揉みながら過ごしているだけでした。

14:00~16:30 水分補給もせず外出を繰り返す

既に頭痛は酷くなっており、右目も付随して痛みだした頃。

子供が学校を終えて帰ってくるので、その状態のままバス停まで向かいます。

外は朝方の雨のせいで物凄い湿気、じめじめとまとわりつく熱が体を撫でていきます。

バス停は歩いて5分ほどのところ、早めに着いたので日陰もない所でバスを待っていました。

首と肩が酷くこっていて痛いので、首や腕をぐるぐると回してほぐしながら、夕飯の材料を買いに行かないといけないなと考えておりました。

そして子供との帰り道。

買い物に行くかと聞けば答えはNO!だって暑いから。

仕方ない、子供が熱中症になったら困るしと、家に着いて荷物を片付けたらそのまま買い物へ。

最寄のスーパーまで歩いて10分ほど、ついでにゴミ捨てもしてしまいましょう。

この時点ではそろそろ熱中症ではないかと疑いを持っていたので、スーパーで冷たい飲み物でも買おうと考え始めています。

しかしスーパーは当然ですが涼しく、必要な物をカゴに入れて回っている内に飲み物を買うこともすっかり忘れ、総重量8kgほどの買い物を済ませて帰路へついてしまいます。

暑さは酷くなっていて、リュックを背負った背中をはじめとして汗が止まらない状態に。

荷物も重たいので、足取りは自然とゆっくりになってしまっていました。

家に着いた頃には汗で服がびっしょり。

せめてこのタイミングで水分補給と冷却をすべきだったのでしょうね。

16:30~19:00 お風呂に入って夕飯作りからのダウン

汗をたくさん掻いたので、もう外出の予定はないですしお風呂に入ることにしました。

肩こりをほぐしたくて、湯船に浸かりながら肩を揉んでいきます。

子供も一緒に入るので、いつもお風呂は長くなってしまいがち。

お風呂掃除もそのまましてしまうので、出る頃には結構茹ってしまっています。

しかもこの日は子供がお腹空いたと言っていたので、休むことなく夕飯の支度を始めました。

麻婆豆腐を作ったので、暑いキッチンで煮込んでいる間も動けず。

いよいよ頭痛と目の痛みもピークに達していて、首と肩がずっと張っている状態での調理。

ここにきてやっと麦茶をコップ一杯飲んでいます、遅すぎる上に少ない。

普段からあまり水分を飲まない上に、飲んでもコーヒーなどのカフェイン入りばかり。

日々の生活習慣が完全に熱中症を助長することばかり、ならない方がおかしい状況でした。

そして夕食。

出来上がったご飯を食べていると急激な吐き気。

嘔吐こそしませんでしたが、それ以上食事を腹に入れるのは無理だと判断し中断しました。

そして止まらない発汗、23℃設定でエアコンを点けている部屋にいるのに汗が流れるほどに出てきます。

このタイミングで流石にダウン、ネッククーラーを付けて床の冷たさを味わうことになりました。

意識ははっきりとあるのですが、スマートフォンさえ見たくないほどの頭痛、発汗、吐き気、虚脱感に襲われて動けず。

1時間ほど横になって動けるようになったので、どうにか食器を洗って歯磨きまではできましたが、いつもよりもかなり早く就寝しました。

自覚症状のまとめと失敗要素

今回私の体に現れた症状は以下の通りです。

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 発汗
  • 発熱
  • 吐き気
  • 倦怠感

見事なまでに中度の熱中症の症状です、重度に届く直前だったかもしれません。

翌日にも肩こりや倦怠感は残り、体温もやや高いままでした。

大量の水分補給と保冷剤による冷却でどうにか勤務を続けていましたが、調子の悪さは抜けないまま。

幸い事務所仕事なので冷房も効いていますし、更に扇風機で冷やしていたので回復できました。

人によっては治りが悪いことがあるようなので、やはり熱中症になってしまう前に対策しておくことが重要となります。

今回の私の失敗として、

  • エアコンを切ってしまっている
  • 水分をほとんど摂っていない
  • 暑いのに対策もせずに外出している
  • 自覚症状が出ているにもかかわらず放置
  • 休憩をしていない

まぁこれだけやらかせば熱中症にもなりますよね。

ですが主婦をしている方、いくつか心当たりのある行動がありませんか?

節約のためにエアコンを切ったり、忙しいからと休憩が取れなかったり、手荷物が増えるから日傘も持たずに買い物へ出かけたり。

ここまで全部やらかすことはなくても、お買い物に行く時はネッククーラーを付けていったり、少しでも涼しい時間帯を選んだり、節約のためとはいえエアコンは切らないでおきましょう。

とはいえ日々節約を意識し、やるべきことをこなしている主婦の方々は自分よりも節約や効率を選んでしまいがちでしょうから、どうか心の片隅でもいいのでご自愛くださいませ。

そしてもう一つ、今回私は危険なことをしてしまいます。

それがロキソニンの服用。

頭痛が酷く寝付けそうになかったので、頭痛にはロキソニンだという単純思考で飲んでしまったのです。

ロキソニンは腎臓に負担がかかる副作用があるのですが、熱中症だと脱水症状に陥っているため、その副作用が悪化して腎障害になってしまう可能性があるのだとか。

しかも熱中症の頭痛は脱水症状による循環不全などが原因なので、炎症を抑える解熱鎮痛剤は効果がないそうです。

熱中症による頭痛をすぐに治せる方法はなく、とにかく「冷やす」と「水分補給」が大切なのだそうです。

自分一人しかいない状況であったり、動けなくなるほどに不調である場合は、迷わずに119番通報をして救急車を呼びましょうね。

そこまで大事にしたくないという感情はありますが、どうか手遅れにならない内に。

幸い私は病院に行くまでには至りませんでしたが、付け焼刃の知識の危うさを自ら体験することとなりました。

この体験談をもとに、皆様もどうか注意して夏をお過ごしくださいませ。

それでは今回はこのあたりで。

あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました