こんにちは、桐生真也です。
ここ半年ほどだけで、私の身内も含めて身近で何人もの人が亡くなっています。
悲しい出来事が続くのは苦しい、遺された人たちには深い傷が残ります。
生きている以上当然のことではありますが、できるだけ元気に生きていきたいものだと考えさせられる時期でした。
そんな話をしていた時、会社の先輩がこんなことを言っていました。
日本の健康寿命も上がってきているけどね、と。
健康寿命?平均寿命ではなくて?
不勉強なだけかもしれませんが、聞きなれない言葉でした。
気になる!
そういう出来事が重なったこともあり、気になってしまいました。
健康寿命って何だろう、読んで字のごとくなのでしょうか。
そうだとして、それを延ばすにはどうすればいいのでしょう。
私も含めて、少しでも皆さんの生活に役立てばと思い調べてみました。
浅い知識と拙い文章ですがご容赦ください。
気ままにお付き合いいただけたら幸いです。
平均寿命と健康寿命

健康寿命とは?
健康寿命とはWHO(世界保健機関)が2000年に提唱した指標であり、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。”自立して健康に過ごせる期間”の平均であり、病気などで介護や支援を必要としている期間は含まれません。
2023年分の発表では、日本人の平均は男性が72歳、女性は75歳とされています。
自分で思ったように自由に活動できる期間とでも言いましょうか、とても重要な数字ですよね。
あくまでも平均的な数字ではあるので、目安として覚えていただけたらと思います。
男女共に70歳を超えた頃から健康が崩れてしまうということでしょう。
主な対策などは後程お伝えしますね。
平均寿命
「生まれてから亡くなるまでの期間」の平均を示します。医療の発達とともに年々延びてきています。
2023年分の発表では、日本人の平均は男性が81歳、女性は87歳とされています。
こちらは聞き馴染みがある言葉でした、平均寿命から実年齢を引いたもので平均余命という言葉もあるそうです。
こうして数字で見ると、女性の方が長生きな傾向があるのですね。
これは日本に限らず、世界中の平均としても女性の方が長生きとのことです。
理由としては死因として上位に挙がる病気に男性の方が罹りやすいという結果があるそうで、他にも男性と比べて女性の方が基礎代謝が低いことから、結果的に肉体の寿命が延びているという研究もあるようですね。
基礎代謝が低いと長寿であるのなら、筋肉ムキムキな人は短命なのでしょうか。
個人差があるのは当然でしょうけど、バランスが難しそうですね。
日本は世界一の長寿国ですが…
平均寿命も健康寿命も、実はどちらも世界一の長寿国である日本。
それ自体は非常に喜ばしいことであり、日本としても誇れるところではあります。
しかし問題視されているのは、その二つの差です。
平均寿命から健康寿命を引くと、その差は9~12年にもなります。
この年数はつまり”不健康な寿命”であり、精神的にも肉体的にも自由ではない期間となってしまいます。
日本としてもこの問題に対して様々な対応をしていくそうなのですが、私自身も聞いたことがなかったくらいですし、そもそも誰かに期待するのは違いますね。
個人で意識していくことが大切ですね、健康第一です。
健康寿命を延ばすために
健康寿命を延ばすのに必要なことを集めてきました。
今日から始めてもいいことばかりです、さっそく見てみましょう。
適度な運動をしましょう

健康でいられなくなる要因の一つとして、自由に動けなくなることがきっかけになるようです。
年齢に伴い運動能力は当然低下してしまいますが、自由に動かせないことが原因で億劫になってしまい、悪循環になるようです。
”ロコモティブシンドローム(運動器症候群)”とも呼ばれる症状で、近年注目されている要素だそうです。
定年を迎えて家にいることが多くなり、日常的に歩く回数や距離も減ってしまうため、男性の健康寿命は71歳なのもこのあたりが影響し始める年齢なのではないでしょうか。
散歩をして歩いたり、簡単な筋トレをしてみたり、週に120分以上は運動しておくといいそうですよ。
実際に私の祖母はもう100歳になろうかというところですが、いまだに小走りぐらいはできますし元気です。
仏教を信仰している関係で出かけることが多く、車にも乗らないので必然的に歩いているということですね。
日常的に歩くことが大切だということを体現したようなお話です。
若くても是非取り組むべきことでもありますし、少しの距離なら歩いてみるとか、無理のない範囲での筋トレは大切です。
継続することに意味があることですが、忙しくてなかなか時間も取れないですし、日常的にしている事にプラスしてやってみると続けやすいですよ。
朝ご飯のパンを焼いている間だけスクワットしてみたり、いつでも手軽にできることからやってみましょう。
塩分を摂りすぎず、野菜で栄養補給をしましょう

私も含めてなのですが、普段の食生活ではどうしても野菜が不足がちになります。
野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素が多く含まれており、これらは健康に欠かせません。
一日に必要な野菜は350~400gくらいとのことですが、日本人の平均摂取量は300g程度と足りていないようです。
私のようにインスタント食品ばかりに頼っている場合は、もっと足りていないことになりますね。
とはいえ野菜も高いですし、健康的な食事ができるのはブルジョアだと私も日頃から思います。
なので意識して野菜を選ぶことから始めていきましょう。
カレーなどの野菜が自然と摂取しやすい料理を選んでみたり、ファストフードでサラダを選んでみたり。
野菜が多く含まれるものを選べる時に、ちょっと意識して食べてみるみるだけでも違うと思いますよ。
食べるタイミングも、できるなら朝食に摂る方がいいようです。
またタンパク質も体を作る大事な栄養です。
手軽で安価なものではむね肉や魚肉ソーセージなんかに多く含まれているので、いつもの食卓にちょっと足してみてはいかがでしょうか。
しっかりと睡眠をとりましょう

適切な睡眠は心身のリフレッシュに最も必要です。
あまり寝すぎると疲労感が残り逆に悪影響となってしまいますが、朝起きて夜は眠るという基本を守って眠りましょう。
昼夜逆転や不規則な生活は肉体的にも負担になりますし、自律神経も乱れてきます。
睡眠のバランスが崩れると日中の活動に支障をきたしたり、眠気によってやる気や集中力が失われ、ホルモンのバランスも崩れてきます。
前述の食事もそうですが、睡眠も生きるための大切な機能です。
眠い時は無理せずに寝るべきですが、できれば朝はしっかりと起きて一日を過ごしましょう。
コミュニケーションをするようにしましょう

コミュニケーションは非常に重要です。
他人との会話は脳を活性化させ、新しい情報の更新や、孤独感を取り払うことで精神的に満たされます。
また、仲の良い人と出かける機会もあるでしょうし、外出や運動に繋がることも多くなるでしょう。
新しい趣味を見つけることで日々が充実し、共に楽しさを分かち合うこともできます。
認知症の予防にも繋がりますし、心の健康にも効果があります。
何か困ったことがあった時も、コミュニティを広げておけば助けになることもあるかもしれませんね。
一人の方が気楽で好きだという方もいますが、人間一人では生きていけません。
不必要なほど仲良くなる必要はないと思いますが、適切な距離感でコミュニケーションを途切れさせないことは、若い頃においても重要ですよ。
大勢でなくても大丈夫です、気兼ねなく話せる友人が一人でも見つけられるといいと思います。
感想

健康で自由に活動できる期間、健康寿命。
人としての尊厳を保って生きていけるのは、実質こちらの寿命であるとも言えます。
ベッドの上だけで過ごす毎日より、好きな所へ行ける日々の方が何倍も楽しいでしょう。
誰かが来てくれるのを待つよりも、自分から会いに行ける方が楽しいでしょう。
何よりも、自分で自分の思うように動けるということは心にとっても大切なことです。
できることなら最後の瞬間まで元気でいたいものですが、そのためにも今の内からできることを始めておかないといけませんね。
私みたいにカフェイン摂取しすぎのインスタント食品漬けでは、平均まで届かないかもしれませんから。
それでは今回はこのあたりで。
あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。
Radiotalkで音声配信もしていますので、興味がある方はぜひこちらも聴いてみてくださいね。
番組 #真也のFeelingNight #Radiotalk https://radiotalk.jp/program/155656
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