こんにちは、桐生真也です。
2025年になりまして、そろそろ連休だった方々は迫りくる仕事始めに憂鬱な気分になっている頃でしょうか。
日曜日の夕方のような感覚なのでしょうか、長期休暇の概念がない私のような仕事ですと、あまりわからない感覚です。
せっかくの連休ですし、憂鬱な気分になるよりも、残りの休日を満喫できるように予定を立ててみて下さいね。
さて、今年は巳年。
テレビでも蛇を祭る神社の紹介などをしていたり、年賀状には可愛らしい蛇のイラストが。
蒲鉾をとぐろを巻いた蛇っぽくするような記事も多く見かけましたね。
私も早速やってみたのですが、不器用で上手にできませんでした。
そんな蛇を含む十二支ですが、そもそもなんでこの十二匹なのでしょう。
動物に当てはめるにしても、種類はたくさんいるのに。
気になる!
それぞれの動物の意味や、よく話に聞く猫がいない理由。
既に年は明けていますが、気になってしまいました。
浅い知識と拙い文章ですがご容赦ください。
気ままにお付き合いいただけたら幸いです。
神様に呼ばれた動物たち
十二支とは
十二支とは紀元前16世紀頃の中国で既に使用されていた概念であり、日付や時刻、方位を示すのに使われていた。その後紀元前10世紀頃には十二匹の動物があてはめられ、現代まで伝わっている。
とても古く長い歴史がありました。
中国が起源となっていることからアジア圏でしようされている概念で、現代でも多くの場所でその関連性を見ることができる。方位で言うところの北が”午”で南が”子”であることから、南北の位置を示す経線に子午線と名が付いていたり、昼の12時を正午と呼ぶことなど。
普段十二支と関連付けて考えたことがないだけで、今までの生活の中でも自然と使っている言葉が関係していることに気づきます、丑三つ時(午前2時から2時半までのこと)などもそうですね。
それではどのようにしてその順番は決まったのでしょうか。
十二匹の順番と入れなかった猫
大昔、玉皇大帝(中国の神様)は、自分の年がよくわからなくて困っている人間たちのために、動物たちに「十二支」を決める競争をさせて、早く着いた順にその動物の年を決めることにしました。話を聞いた動物たちは解散しますが、猫だけが話を聞いていませんでした。猫はネズミにどんな話だったのかを聞くも、ネズミは一日ずらした日付を猫に伝えます。
そして神様が示した日。牛が神様の元へ出発しようとしたとき、ネズミは牛の背中に飛び乗りました。牛は神様の住まいへ一番に到着しましたが、門が開いた途端にネズミが飛び降り、最初に門をくぐったのです。
そうしてネズミ(子)、ウシ(丑)、トラ(寅)、ウサギ(卯)、リュウ(辰)、ヘビ(巳)、ウマ(午)、ヒツジ(未)、サル(申)、トリ(酉)、イヌ(戌)、イノシシ(亥)の順番で神様の元に集まり、日付を誤って聞かされていた猫は選ばれなかったそうです。
以来、猫はネズミを追いかけるようになったとか。
ネズミさん、ちょっとこれは…。
あまりにも猫さんが不憫でなりません、話は聞いていなかったのも悪いのでしょうが可哀想。
このお話自体が順番や由来ではなくあくまでも御伽噺といった感じですが、物語性もあって色々なフィクションの原型になっていたりしますよね。
私は高月奈月さんの「フルーツバスケット」が好きで読んでいました、アニメ化も何度かされているので知っている人も多いのではないでしょうか。
猫とネズミの関係性についても、こんな昔からあったのですね。
トムとジェリーとかドラえもんも、立場が逆転していますが関わっていますよね。
こういう面白い御伽噺があるわけですが、動物があてはめられたのは後になってからです。
理由は諸説あるようではっきりしなかったのですが、”子”や”巳”などの意味を持った文字が先にあり、そこに身近な動物をあてはめてわかりやすくしたと言われています。
あてはめられている動物も国によっては違うようで、中国ではイノシシではなくブタであったり、なんとベトナムではウサギの代わりに”ネコ”が!
猫さん、ベトナムでは十二支に入れていたんですね、なんだか嬉しくなりました。
感想

何よりも、ベトナムで猫が選ばれていたという事実に嬉しくなりましたね。
ウサギ年の方は、ベトナムならネコ年って言えるんですね、聞かれるかどうかはわからないですが。
フルーツバスケットを読んだことがあるからこそ、夾くんについつい感情移入してしまうのです。
ストーリーもとても面白いですが、かなり暗いシーンも後半は多いので、読んでいて辛いとかもあるかもしれません。
でも主人公の透くんのおかげで変わっていくキャラクター達を、是非機会があれば読んでみてほしいです。
十二支の感想じゃなかったですね、すみません。
次回は各十二支に込められた意味をお伝えしようと思いますので、どうかお時間あったら読んでみてくれたら嬉しいです。
それでは今回はこのあたりで。
あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。
Radiotalkで音声配信もしていますので、興味がある方はぜひこちらも聴いてみてくださいね。
番組 #真也のFeelingNight #Radiotalk https://radiotalk.jp/program/155656
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