【後悔は糧になる】後悔しない人生はない、だからこそちゃんと向き合う

考え方

こんにちは、桐生真也です。

生きていると何かしらで後悔することってあると思います。

失敗したこと、上手くいかなかったこと、もっと頑張れたこと。

他にも色々とあると思います、たくさんの後悔と共に私達は生きています。

後悔しない人生なんてありません。

多かれ少なかれ後悔はしますし、きっと多くの人ができるだけ後悔の少ないようにと思っていると思います。

今回はそんな後悔についてお話していきたいと思います。

拙い文章ですがご容赦ください。

気ままにお付き合いいただけたら幸いです。

後悔の回数は挑戦した回数

先にお話したように、できれば後悔しない日々を送りたいと思う人は少なくないと思います。

後悔することって少なからず嫌な思いをしているはずですし、何年経っても忘れることができないことも多いですから。

あの時こうしておけば良かった、どうしてあの選択をしてしまったのだろう。

中には人生において大きな影響を及ぼした後悔もあるかと思います。

私もたくさんの後悔をしてきましたし、今もまだ忘れることができない後悔もたくさんあります。

ですが、失敗=後悔=悪いことではありません。

後悔が多い、失敗が多いということは、それだけ色々なことに挑戦してきたということです。

失敗した数だけ、その経験を今に活かしてきているということです。

後悔が多いことが悪いことではありません。

それだけ多くのことに挑戦し、選択してきたからこそなのです、深みのある人生ということですね。

失敗はその時点でのあなたのレベルや能力の把握に繋がったでしょうし、その自己分析は他のことでも役立ったはずです。

失敗しないように、後悔しないように慎重になることは素晴らしいことだと思いますが、失敗するという経験は得られません。

失敗をしたという経験は、とても貴重な経験なのです。

深く考えなかったが為に失敗したこともあるかとは思いますが、それもまた経験ですよね。

同じような状況になった時、きっと後悔しているからこそ真っ先にそのことを思い出せるでしょうし、何をしたらどうなったかという結果も知っていますから、これほど心強いことはありません。

幾つかの選択肢の中で、これはハズレだと明確にわかっているなんて大きな違いですよ。

周囲の人がその事柄を軽んじて見てしまう中で、あなたは失敗の経験からきちんと考えることができる、対策することができますね。

それは失敗してきたあなただからこそできることです、後悔しているからこそ至れる思考なのです。

後悔した経験はあなたのみならず、他の誰かを助けることだってあります。

職場なら後輩へ、家族や自分の子供へ、友人へ、インターネットでもっと他の誰かへ。

誰かの失敗や後悔を先に知ったからこそ、準備していったことありませんか?

情報は大切です、その情報を元に事前に想像して、計画することができます。

ですがそれを実際に経験した情報に勝るものはありません。

それには経験したあなたの心情や考え方まで追加されて、より完成された情報になるからです。

どういう状況だったのか、どんな心境だったのか、そういった細かいところまでは想像で補うのが難しいでしょう。

更にはこんな状況ならどうするべきか、派生することにまでしっかりと想像できますよね。

それは事前予測だけではどうにもならない範疇です、あなたしか持っていない情報です。

一つの後悔から多くの成功や危機回避ができるようになるのですから、むしろ後悔は多くてもいいくらいです。

後悔はあなたの人生における功績であって、勲章なのですよ。

成功だけが功績じゃないです、多くの成功者だって自分の失敗談で本を書いてるんですから。

それを読んで、聞いて、自分の人生の糧にすることもありますよね。

失敗して後悔したからこそ今の自分があるんだって、それは誇って語ってもいいことだと私は思いますよ。

後悔にちゃんと向き合うこと

後悔先に立たずということわざがあります。

過ぎてしまったことはどれほど後悔しても仕方ない、何かをする前によく考えろという戒めの言葉です。

でも先ほども言ったとおり、事前にどれほどよく考えたところで結果はわからないのです。

どれほど慎重に考えて、後悔しないように予想しても、失敗したら後悔するんです。

だから私はこう思うのです。

後悔人に活かす。

後悔するほどに真剣に向き合った事柄なのだから、自分や誰かの為に活かすべき。

後悔した時は考えなしだったかもしれない、想像もしてなかった結果になったから後悔したかもしれない。

そういうことって多いです、後悔は事柄の後に来るものですから。

後悔するようなことになると常に考えていませんよね、つまり先によく考えるなんてのは常にできることではないということ。

ですが、後悔した後にちゃんと向き合って考えることは、毎回できますよね。

どうして失敗したのだろう、何が原因だったんだろう。

原因がハッキリすれば、同じ失敗はし辛くなりますね。

そういった考察だけでも十分に未来へ活かすことができますが、できればもう少し自分自身のことにも目を向けてみてください。

あの時自分は何を考えてそれを選んだのだろう、何を求めていたのだろう。

この考えは、状況を知った誰かでは辿り着けない答えです。

あなたの中にしかないのですから当然です、感情はその時の自分にしかわからないのですから。

もしも物理的な原因ではなく感情が原因となっているのなら、その感情にならないように意識もできますし、その感情になってしまう別の事柄にも応用することができますよね。

答えをきちんと自分で見つけていくことが、後悔にちゃんと向き合うということなんです。

過ぎてしまったことは本当にどうしようもありません、過去は変えられませんから。

過去は思い出して懐かしむだけのものでも、ましてや後悔して苦しむためのものではありません。

過去は今を形作り、未来を選んでいくための基準です。

後悔するような経験をした過去、そこから何を考えたか、何を学んだか。

様々な事柄と出会い、色々な選択をしてきた現在。

そして今、これまでの集大成としての自分が選んでいく未来。

後悔というものを経験し、それを磨き上げてきたからこそ、今のあなたは輝いています。

今も失敗続きで後悔ばっかりだと、自分を卑下することはありません。

今もどんどん経験値を稼いで、どんどんレベルアップしているんです。

昨日のあなたより今日のあなたが劣っている道理などありません、ゲームみたいに経験値が数値化されて見えないから気づきづらいだけです。

今この瞬間のあなたは、あなたの人生史上最高のあなたです。

過去の経験、後悔から学ぶことができれば、その成長はもっと加速していきます。

いつの日か、あなたのその経験を誰かに分けてあげてください。

味のある人生を歩んできたんだと、誇りに思ってください。

後悔に向き合ってきたそんなあなただからこそ、言葉に深みが出てくるのですから。

おわりに

ここまでの話を読んでみて、それでもやっぱり後悔はしてるし、乗り越えられていないという方もいらっしゃると思います。

簡単じゃないですよね、だって後悔するほどに嫌な思いをしたでしょうから。

今もまだそのことが生活に影響していたり、苦しんでいる方もたくさんいらっしゃるかと思います。

今、辛いんですよね。

だから今は無理しないでください、傷ついた心を無視してまで活かさなければいけないとかではないですから。

落ち着いた時、顔を上げて立ち上がれるようになってからでいいんです。

後悔の少ない人生を歩んできた人より、後悔に向き合ってきた人の方が素敵だと、私は思います。

これまで苦労なく生きてきたという人よりも、苦労して生きてきたと笑って言える人の方がカッコいいです。

私もそんな風になれたらと思っています。

これから先もたくさん失敗するでしょうし、それが後悔になって動けなくなることもあるかもしれません。

それでもいつかは向き合って、また一歩を踏み出していく。

そうやって生きていけたなら、いつかそれを誰かに誇れる日が来ると思います。

私の言葉が、経験が、誰かの糧になれたら幸いです。

それでは今回はこのあたりで。

あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。

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