こんにちは、桐生真也です。
ちょっと前に子供も誕生日を迎え、日々成長していく姿に父親として喜びを感じています。
他の同世代の子供よりは色々と上手にできないことも多いですが、それでも自分のペースで好きなことを楽しみ、できることが増えていく様子を見ていると、早いか遅いかの違いでしかないのだと感じられます。
誰かよりも遅いからといってそれは欠点ではないのだと、小さな子供から学べることも多いのですね。
そんな子供にはどうか、人に優しくできる大人になってほしいと願うばかりです。
誰かと競い合い奪い合うのではなく、協力し合い助け合える人を増やしてほしい。
そういった関係性は、優しさから生まれるものだと思います。
今回は優しさについてのお話をしていけたらと思います、拙い文章ですがご容赦ください。
気ままにお付き合いいただけたら幸いです。
誰かの優しさを他の誰かへと繋いでいく

優しいということは、とても曖昧ではっきりしないと思います。
何かをすれば優しいというものでもありませんが、でも誰もが優しいと思う感情は持っている。
はっきりしないのに感じることができる、優しさとはお日様の光のようだと私は思います。
誰にだって降り注ぐべき温かいもの、心を照らしてくれる光。
ですが曖昧だからこそ、優しくすることって難しい。
どうすれば優しいのか、どんなことに優しさを感じるのか、人によってその価値観は様々でしょう。
だからまずは、自分がしてもらえて嬉しかったこと、優しいと感じたことをしてみてください。
優しさに正解はなく、答えだって誰も教えてくれません。
ですが、少なくともあなたは優しさを感じることができた、その感情を抱いた行動は間違いではないはずです。
優しさを感じたということは、その瞬間確かに心と心が繋がった証だと思います。
相手を思う気持ちが届いたから、そこに優しさを感じるのではないでしょうか。
重そうな荷物を持っている人がいて、それを手伝ってあげることも。
エレベーターに乗っていて、走ってきている人が見えたから待っていてあげることも。
電車で、立っているのが大変そうな人に席を譲ることも。
どれも相手のことを気遣ったり、思いやったり、助けたいという気持ち。
そんなあなたの温かい気持ちが届いたから、相手は優しいと感じる。
優しい心が伝わって、一緒に優しい気持ちになれる。
優しいことをした人も、優しいことをされた人も、嫌な気分になることはないでしょう。
時には届かないこともあるかもしれません、余計なお世話だと冷たい感情を向けられるかもしれません。
そんな嫌な気持ちになるくらいなら、初めから優しくしないで関わらない方がいいと思ってしまいますよね。
私も以前ご老人に席を譲ろうとしたら、年寄扱いするなと怒られたことがあります。
もちろん私は嫌な気持ちになりました。
喜んでくれると思っていましたし、感謝されると思っていましたから。
でもそれが間違っていたのでしょうね。
優しさって、見返りを求めるものではないと思うのです。
純粋に相手を思う気持ちが大切なんです。
伝わらなくても、届かなくても、それはそれ。
その気持ちを向けた相手には届かなくても、それを見ていた誰かには届いていますよ。
無駄なんかじゃないんです、優しさは誰かの心を動かすんです。
あなたの優しさを目にした誰かは、きっと次の誰かにその優しい気持ちを繋げるでしょう。
あなたの優しさは光のように広がって、どんどん大きくなっていきます。
一人から二人に、二人から四人に。
あなたを中心にして、その輪は広がっていくんです。
これってとても素敵なことだと思いませんか?
あなたの優しさは、優しい光の輪の一つです。
その光は、あなたが暗く落ち込んだ時や助けてほしい時に、あなたを明るく照らしてくれます。
あなたの優しさの光を感じた誰かは、あなたのことを照らす光になるんです。
誰かに優しくできない人は、自分で光るしかできません。
自分を燃やすように、でもそれではいつか燃え尽きて消えてしまいます。
そうなった時に、周りには誰もいない真っ暗闇。
孤独という暗闇の中で、苦しい気持ちになるでしょう。
情けは人の為ならず。
誰かに向けた優しさは、いつかあなたに巡って返ってくるのです。
その優しさは、未来のあなたを助けることにも繋がっていくのです。
どうか光の輪を途切れさせないでください。
無駄だなんて思わないでください。
素敵なあなたの優しさを、どうか大切にしてください。
人は一人では生きていけません。
でも安心してください。
優しさの光は、あなたを孤独から守ってくれますから。
優しいあなたの側には、あなたを守るように誰かの光があるはずです。
その手を取って、握ってください。
その温もりは、お互いに感じられるでしょう。
その温かさは、一人じゃないんだと勇気をくれます。
温かい気持ちで、嬉しい気持ちで満たしてくれます。
お互いをそんな気持ちで満たせるのは、能力でもお金でも権力でもなく、優しさだからこそです。
でも忘れないでください。
誰かに優しくするのと同じように、自分自身にも優しくしてあげてください。
献身的なのは美しく見えますが、周りは心配するのです。
自分を蔑ろにしてしまうあなたを見たら、優しくされた人は不安になってしまいますよ。
誰かと同じように、自分にも優しさを向ける。
休むべき時は休み、楽しむべき時は楽しむ。
そうできるように、自分を労う。
人に優しくするより難しいかもしれません、私も自分に優しくするのは苦手です。
ついつい誰かを優先してしまって、自分のことは後回しにしたり我慢したり。
でもそれだと、やっぱり心配されてしまうのです。
優しい気持ちに心配が混ざってしまって、ちょっと勿体ないです。
だから、お互いが心から優しい気持ちで満たされるように、自分への優しさも忘れないでくださいね。
そうすればきっと、お互いの優しさを感じあった皆さんが、心から信頼し合える素敵な関係になれるはずですから。
その関係性は宝物です、代わりになるものなんてありません。
その宝物は、いつか何かを成し遂げるための力になったり、立ち上がるための勇気になったり、苦しんでいる誰かを救ったりできます。
それはあなたの力となって、あなたや周りを助けることになるのですから。
さいごに

優しい気持ちで相手を思った時に、どうか躊躇わずに実行してみてください。
気恥ずかしかったり、余計なお世話かもって考えてしまうとは思います。
昔ほど他人に関わらないようにする世の中ですし、不安になる気持ちはわかります。
ですがそのあなたの心から湧いてきた素敵な気持ちは、きっと誰かを救います。
大きなことをしてあげなくていいのです、ちょっとだけ手助けするようなことで十分ですから。
あなたの優しさという光を浴びた誰かが笑顔の花を咲かせて、また他の誰かに優しさというものを伝えていく。
一人でも多くそれが繋がっていけば、優しさの大切さを知れば、あなたの周りには優しい世界が広がっていることでしょう。
このお話が、あなたが誰かに優しくできるようになるちょっとだけの第一歩になれたらと、切に願います。
上手に伝わる言葉選びができてないと思いますし、拙い文章だったかと思いますが、それでも私の気持ちを素直にお伝えしたつもりです。
優しさの大切さを、少しでも考えてもらえたら幸いです。
それでは今回はこのあたりで。
あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。
Radiotalkで音声配信もしていますので、興味がある方はぜひこちらも聴いてみてくださいね。
番組 #真也のFeelingNight #Radiotalk https://radiotalk.jp/program/155656
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