【新年の運試し】福袋って本当にお得なの?中身と値段の関係性とは?

気になる!

こんにちは、桐生真也です。

2025年になりましたね、ドラえもん誕生まであと87年くらいです。

健康第一で過ごせば、途中でどこでもドアくらいは完成するかもしれません。

私としてはもしもボックスを使って異世界に引き籠りたいですが。

さて冗談はここまでにして、皆さんはゆっくり過ごせましたか?

新年のご挨拶と思いましたが、残念ですがそうできない事情が御座いまして、どうぞお察しください。

言葉としては伝えることはできませんが、皆様の新しい一年が健やかでありますように。

ところで毎年この時期になると販売されるものがありますね。

そう、福袋です。

単純なイメージでは、真っ赤な紙袋に白抜きで「福袋」と書いてあるものですが、最近はそういったわかりやすい見た目のものは見なくなった気がします。

そもそも福袋は私も買ったことありますけれど、値段の割に中身が…と感じました。

と言うよりは、ほとんどが要らない物だったような。

もしかして福袋って、買った方が損するのでは?

気になる!

お正月の時期のお店に行くのが億劫で最近は買っていなかったのですが、気になってしまいました。

もし調べてみて得することがわかれば、今年は買ってみてもいいかもしれませんからね。

もう売れ残りしかないかもしれませんが、残り物には福があるとも言いますし。

浅い知識と拙い文章ですがご容赦ください。

気ままにお付き合いいただけたら幸いです。

福袋ってどんなもの?いつ頃から販売されているの?

福袋の原型は、江戸時代。当時著名な呉服屋であった日本橋・越後屋(現在の三越で創業1673年)が、当時では画期的な呉服の切り売りをしていたが、その端切れを袋に詰めて格安で冬物販売時期(11月1日~11月3日)に販売していた。それは江戸中で大好評で、「恵比寿袋」と呼ばれていた。

以降明確にいつからと判断できる記載はないものの、新聞などで福袋と呼ばれる商品が売られていた記録が残っている。

三越の歴史長い!創業1673年って。

失礼しました、福袋の情報よりも三越の歴史の長さに驚いてしまって。

福袋の原型も同じく江戸時代、長い歴史があったのですね。

江戸時代自体が205年間も長く続いた時代ですから、きっと他にも多くのことが、この時代頃から始まったのかもしれません。

しかしやはり福袋の起こりも端切れを入れていたもの、在庫や不用品の処分といった意味合いは当時からあったようですね。

現代の福袋でも、やはり在庫処分の意味も含めていることは間違いないようです。

とはいえ端切れの布でも使い方はたくさんあったでしょうし、子供が着る服を端切れを縫い合わせて作ることもできたでしょう。

たくさんあっても困らない便利なものがたくさん入った袋、当時の人達にとってお得な袋であったことは間違いないです。

そして現代の福袋は多様化が進んでおり、入れている袋自体も商品であったり、中身の組み合わせを選べたりします。

一昔前なら中身が見えないお楽しみ要素があったものの、よりお得さを顧客に対して示そうとした結果、中身が初めからわかっているものが増えましたね。

代わりに開けるまでわからないワクワク感は薄れていっています。

在庫処分的な意味合いを強く出す企業が増えてしまったのでしょうか、要らない物ばかり入っていたら購買意欲も下がりますしね。

企業としても商売ですから、より売れるように形態を変えていくのは必然の進化ですよね。

福袋ってお得なの?

結論から言えば、現代の福袋は大抵のものがお得ある可能性が高いです

理由として、”不当景品類及び不当表示防止法””賭博及び富くじに関する罪”に関係しています。

不当景品類及び不当表示防止法では、表示された価格に対し著しく価値が低いものや、顧客がその商品を非常に良い物と誤認するような表示を禁止しています。

簡単に説明しました、法律の全文を載せると大変なことになってしまうので。

福袋という名称や表記がされていたら、多くの人がお得だから買おうとなりますよね。

しかし開けてみたら値段よりも価値が低いものが入っていた

これは福袋という名称が非常に良い物という認識から商品価値を誤認させたとして、法律が適用される可能性があります。

著しく価値が低いという境界線が曖昧なので、金額については難しいところです。半額以下とかであればわかりやすいのですが。

賭博及び富くじに関する罪では、賭博行為を禁止しています。賭博とは当事者双方が”損をするリスク”を負うことが必要。忘年会でのビンゴゲームのような主催者側だけが損をする場合や、じゃんけんなどでジュースを賭けるような一時の遊戯に供するものには賭博は該当しない。

賭博行為を福袋に当てはめると、福袋の中身が必ず値段以上になっているものと値段以下になっているものに分かれていると、賭博扱いになってしまうとのこと。

なのでこの法律を恐れて、最近の福袋とされているものは、値段以上の価値を入れているようです。

そうしておけば価値という意味では企業側が一方的に損している構図となるため、賭博には該当しないので。

購入者にとって価値があるか、残念ながらこれは考慮されません。

あくまでも商品価値・値段として福袋の価格を超えるようにしておけば、法律上は問題ないということになります。

企業にとって在庫処分でも、商品価値としては問題ないので、福袋にたくさん入れて価値の嵩増しに使えるということですね。

なので最近の福袋は、値段的には必ずと言っていいほどお得となります

しかし、注意すべきは福袋に入っている物の価値が変動する場合

最近ではポケモンカードなどのTCGを扱うカードショップでも福袋が売られていますが、カード自体の価値の変動幅が大きいため、場合によっては既に価値が大きく下がってしまっている可能性もあります。

感想

福袋は、商品価値としては消費者に有利であり、企業としても不要在庫を減らすことができる商品といえます。

ここまでの内容を読む限りでは、どちらかといえば制限はあるものの企業側の方が有利な取引のようにも思えましたけど。

もちろん不要在庫だけで福袋としての値段を超えていても、目玉となる商品が一つもないのでは当然誰も買いません。

福袋として成立していても、それは売れなかった物の詰め合わせでしかないのです。

なので毎年各企業が工夫を凝らして魅力的な福袋を販売しているんですね。

その工夫や努力は、入っている商品に上乗せされるべき価値だと思います。

福袋作成に携わる人の多くは、きっと”新年を盛り上げようというポジティブな気持ち”で作ってくれているはずですから。

毎年どんどん値段の幅も広がってきて、とんでもない金額の福袋もあったりするようですが。家が手に入る福袋とかで2000万円超えてたり…。

こんな風に様々な変化を受け入れながら、福袋はこれからもお正月の風物詩として受け継がれていく文化であるのは間違いないでしょう。

去年と比べて内容が微妙になったからってすぐに批判し始める文化は廃れてほしいとは思いますが。

それでは今回はこのあたりで。

あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。

Radiotalkで音声配信もしていますので、興味がある方はぜひこちらも聴いてみてくださいね。

番組 #真也のFeelingNight #Radiotalk https://radiotalk.jp/program/155656

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