【日本が誇る食品】インスタントラーメン!手軽で美味しいカップ麺の誕生【即席カップめん】

気になる!

こんにちは、桐生真也です。

寒さが身に染みる今日この頃、皆さんは風邪とか引いてないですか?

私の職場は体調不良者が続出しており、勤務表が大変なことになってきています。

インフルエンザも相変わらず猛威を振るっているようですし、マスクの着用や人の多い所へは行かないようにするなど、どうか健康に十分気を付けてくださいね。

元気の源は十分な睡眠と、しっかりご飯を食べること。

食べることは生きること!

栄養のバランスを考えた食事をとは言いますが、とはいえ昨今の野菜価格の高騰を考えると難しいところです。

バランスのいい食事とか、金持ちの特権みたいなものだろとは私の先輩の言葉。

私はまったくもってその通りだと感じてしまいます、あくまで個人的な意見ですが。

さてそんな金欠に悩む我らの強い味方、カップ麺

手軽で美味しく、長期保存も可、完璧じゃないですか!

最近は昔ほど安くはなくなってきましたが、それでも100円台で温かい麺類が食べられるのはやはり魅力。

でもそんなカップ麺ですが、いつ頃から売られているのでしょうか。

平成生まれの私が子供の頃には、既に結構な種類が売られていたような…。

気になる!

いつも食べているものなので、気になってしまいました。

最初のインスタント麺は何だったのか、油揚げ麺とかどういう意味なのかとか。

私たちの身近な食品なのに、結構知らないまま食べています。

私の食事事情を支えてくれているインスタント麺の始まりを調べてみようと思います。

浅い知識と拙い文章ですがご容赦ください。

気ままにお付き合いいただけたら幸いです。

※あくまでも個人の感想であり、マーケティングを行う目的の記事ではありません。

インスタント麺はいつ頃からあるのか

インスタント麵の生みの親、安藤百福さん

日本で初めてインスタント麺を開発・販売したのは、現日清食品株式会社創業者の安藤百福あんどうももふくさん。

様々な事業を行う実業家だった彼は、終戦後の食糧難の中でラーメンの屋台に並ぶ人々を見て、日本人の麺類好きを実感。”お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメン” を作ろうと後に決意し、大阪府にあった自宅で研究を始めました。

様々な試行錯誤を続け、ある日奥様が天ぷらを揚げているのを目にし、面を油で揚げて乾燥させる”瞬間油熱乾燥法”を発明。その後1958年8月25日に、世界初となるインスタントラーメン「チキンラーメン」が発売されました。

その後、チキンラーメンを海外へ広めようと欧米に視察に行った際、チキンラーメンを割ってコップで食べている欧米人の姿を見て、カップ麺の構想を始めます。

そして1971年9月18日、誰もが知る「カップヌードル」が発売されたのです。

安藤百福クロニクル|日清食品グループHPより抜粋

ありがとう安藤百福さん、あなたの努力に救われている人間がここにいます!

仕事の度にお世話になっています、家でも手軽に食べれるので勤務明けの時などに重宝しています。

1958年って、あと3年ほどで発売70周年なんですね。

こんなにも昔から忙しい家庭の食卓を支えてくれていたなんて、もう本当に感謝しかないです。

インスタントラーメンは塩分を摂りすぎるとか栄養が偏るとか言いますが、それは食べる人次第なことであって、インスタントラーメン自体には何の罪もないのです。

カプ麺は素晴らしい!

今では様々な種類のカップ麺が販売され、名店の味を再現したものや、ラーメン好きが開発したカップ麺オリジナルのものまでたくさんあります。

私も色々なカップ麺を食べてきましたが、やっぱりカップヌードルを食べると安定した美味しさに安心しますし、定期的に戻ってきてしまうのです。

普段は安いものしか選ばないで食べているので、カップヌードルは私的に高級品の類ではありますが、それでも食べたくなる美味しさだと思います。

瞬間油熱乾燥法とノンフライ製法

先ほど説明した中に”瞬間油熱乾燥法”という製造方法がありましたが、私がよく見かけた印象なのは”ノンフライ製法”という言葉かなと思います。

どちらもインスタント麺を製造する技術なのですが、特徴が違うようですので簡単に書いてみます。

瞬間油熱乾燥法

いわゆる油揚げめんとも呼ばれる製法。高温の油で一気に乾燥させる製法で、油の風味が付き、そのまま食べることも可能。ただしカロリーが高く、酸化してしまう。

ノンフライ製法

80℃ほどの熱風により乾燥させる製法。多様な麺の種類に対応でき、細かい調整も可能。ただし乾燥に時間がかかるため、コストが高くなってしまう。

どちらの製法も特性があり、現在でも使われている製法です。

瞬間油熱乾燥法の方が柔らかくなりやすく、ノンフライ製法の方が麺のコシなどが残しやすい製法のようです。

近年ではノンフライ製法の方が主流のような気がします、特に麺の食感にこだわっている名店の味系統ではノンフライの方が向いているのでしょうね。

とはいえいざという時にそのまま食べられる瞬間油熱乾燥法も便利な特性だと思います、チキンラーメンを砕いてお菓子代わりに食べたりしていましたし。

ちなみに中に入っている具材は”フリーズドライ”によって乾燥されたもので、こちらは急速冷凍から気圧を下げることで水分だけを抜き取ることができる技術らしいです。

こうした技術の結晶が、我々が普段食べているインスタント麺には使われているんですね。

こういう技術に関する調べ物をしていると、どういう思考回路をしていればこんなことを思いついて実行するのか感心するばかりです。

私なんかは麺を揚げたらパスタを揚げたお菓子みたいになってしまって、お湯をかけても戻らないだろうと思ってしまいました。

同じことでも、時間や温度などのバランスがぴったり一致すると、違った結果になるのでしょう。

その一致するポイントを探していくことは、途方もなく大変な研究なのでしょうね。

そういった努力の上で美味しく食べることができることを、ただただ感謝です。

感想

今では海外でも多く食されているインスタントラーメン。

その始まりは、戦後の日本でラーメン屋台に並ぶ人々から着想を得たものでした。

このインスタントラーメンの製造技術は更に進歩して、今では宇宙食などでも活用されているようです。

残念ながら既に安藤百福さんは亡くなっていますが、その意思を継いだ日清食品株式会社をはじめ、多くの研究者がより良いものを作ろうと研究を重ねていくでしょう。

こういった話を見ると、日本人の食に対する探究心に驚かされますね。

いつの日かお店で食べるラーメンがそのまま保存できるようになる日も訪れるのでしょうか、そうなったら嬉しい限りです。

それでは今回はこのあたりで。

あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。

Radiotalkで音声配信もしていますので、興味がある方はぜひこちらも聴いてみてくださいね。

番組 #真也のFeelingNight #Radiotalk https://radiotalk.jp/program/155656

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