こんにちは、桐生真也です。
人はどうしても上下関係というものをつけたがります。
そうすることで自分の自尊心を満たしたり、誰かを貶したり、ランキングにしたり。
上下関係を持たせることで物事がスムーズに運ぶ手助けになることはあります。
ですが、その上下関係は限定的なものであることを勘違いしがちです。
今回はそういった上下関係に関してお話していこうと思います。
拙い文章ですがご容赦ください。
気ままにお付き合いいただけたら幸いです。
上下関係を作る理由

上下関係は全く無くなればいいというものではありません。
組織における上下関係の必要性は無視できないものですし、その恩恵はほぼ確実に発生しています。
組織には様々な人がいます。
経験豊富な人、知識や技術が豊富な人、思考能力が高い人、単純行動が得意な人。
そういった人たちを必要な能力に応じて振り分けたものが上下関係と言えます。
もしも上下関係がなければどうなってしまうのか。
まず新人であろうと、ベテランであろうと、知識や能力の有無に関係なく判断や実行をしなければならなくなります。
立場を明確に分けそれに適した仕事を割り当て遂行する、そういうシステムが上下関係を作る理由でありメリットです。
責任者や監督といった上の者がいるからこそそれが難しい人達は任せることができ、同じことを繰り返すだけでも貢献することができる仕組み。
組織が大きくなるほど単純な業務や判断だけでは済まなくなり、取り纏めて判断や指示を下す立場の必要性は上がっていきます。
ですが当然ながら、複雑ではない業務や判断をできる人だって必要です、片方だけでは機能しないのですから。
よく社会の歯車だとか比喩されますが、それは適した表現ともいえます。
機械だって基本的には各パーツが単純動作を繰り返しているだけですが、それを取り纏めるシステムがあるから複雑な動作をします。
各パーツも、動作不良や故障、そもそも失われてしまうことになれば正しく動作しなくなってしまうのです。
ただのパーツだからと蔑ろにしていい理由はどこにもないのです。
上下関係は役割分担や適材適所とも言えるということです、これが正しく機能していないのであれば、ブラック企業と言える目安かもしれません。
また、上下関係を作る理由に、単純に解りやすいということもあります。
見ただけで簡単にその立ち位置を確認することができるのは、利便性が高い場面が多くありますから。
判断の目安として、効率的に組織を動かすシステムとして、上下関係には必要性があるということです。
立場としての上下関係は組織内だけのもの

その組織でどれほどに偉い立場にいようとも、それはその組織だけの話です。
その組織の外では全く意味を成しませんし、偉くもなんともないということ。
上下関係はあくまでも組織内での必要性に応じて振り分けるものであり、組織や状況が変われば無関係です。
自分の立場を他所で吹聴して偉そうにする人は、それを理解していない証明であると同時に、それが自尊心の根幹にあるのでしょう。
サービス提供者と顧客の関係を上下関係と言う人もいますが、これは正確な表現とは思えません。
確かにサービス提供者が友人のような気軽さで話しかけてきたら不愉快に感じる人はいるでしょう、逆に横柄な態度の顧客に不快感を感じることもあるでしょう。
これは単純に人としてのモラルやマナーが適していないからであり、上下関係があるからではありません。
サービス提供者と顧客の間に上下関係はありません、カスタマーハラスメントなんて言葉が生まれたのがその証左です。
サービス提供者が丁寧に応対するのは、印象を良くして、サービスを購入してほしいからという理由であり、人として初対面の人に友人のように話すのは不自然だからです。
顧客であっても相手の方は他人です、友人ではありません。
最低限丁寧に応対するのは当然のマナーであり、偉そうにするのは失礼に当たります。
自分の立場が上だと勘違いして横柄な態度を取ればサービスを提供してもらえない可能性だってありますし、不適切な態度で顧客に応待すれば購入してもらえないでしょう。
対等な立場で自由意思によって決定することが売買の基本的なルールだと思いますし、相手への印象のため疑似的に下の立場のような態度をすることはあれど、そこに上下関係はありません。
そもそも上だとか下だとかで人を判断する、マウントを取るなんてことは自己中心的な考え方と思えます。
そういった状況でしか自尊心を満たすことができないのだとすれば悲しいことではありますが、巻き込まれる側は迷惑極まりないことです。
残念ながら何処にでも一定数こういった人がいることは避けられないことですが、せめて自分は意識して注意することを忘れないようにしてくださいね。
他人に偉そうな態度を取るって、嫌われやすい人の要素でもありますからね。
他人からの評価に振り回されなくていい

立場が上か下か、ただそれだけであなたの価値が決まることはありません。
人は様々な要素で勝手に優劣を決めて、下と評価された相手を見下したり、酷い扱いをすることもあります。
勉強ができるとか、見た目が優れているとか、裕福だとか、それは特定の状況において有利なだけで、人の価値を決めているものではありません。
何ができるとか、何が優れているとか、それだけで人の価値は決まらないのです。
そもそも人に価値という概念を紐付けること自体が不自然です。
自分自身に価値がないだとかも、考える必要は全くありません。
誰かから必要とされているかどうかがで価値が決まりますか?
学校や会社でもてはやされている人には価値があるのでしょうか?
もしそうだとしても、精々数十人程度からもてはやされたところで、人類は88億人いるんです、1でも10でも100でも誤差にさえなりません。
他の人からは必要とされていないのですから、誤差みたいなスコアで偉そうにしてると思うと大したことないでしょう。
あなたに価値が無いと言うような組織からは抜け出しましょう、あなたの価値がどうとかいう人とは関わらないようにしましょう。
価値なんてもので表すまでもなく、あなたは頑張って生きているのです。
今まで頑張ってきた努力も、経験してきた苦労も、楽しかった思い出も、価値を見出すのであればこれまでにこそ価値がある。
そしてその価値は他人に測ることなどできません、あなた自身が決めることです。
誰かが決めた価値なんて、それこそ何の価値もない。
誰かが決めた指標やランキングに自分を当て嵌めて価値を見出すことはありません、あなたは世界にたった一人だけです、それこそ激レアじゃないですか。
狭い範囲で勝手に決められた上下なんて気にしなくていいのです、あなたが自信を失う必要性はありません。
自分らしく生きて、楽しいことや幸せなことのために頑張って、他の誰かに優しくできる。
一緒にいて楽しい人と出会えたり、生涯を通して頑張れる何かを見つけたり。
自分自身を下にしないで、自分自身が少しでも満足できる人生にする。
勝手に比較して、勝手に上下を割り振って、そんなことをする人にならないでください。
互いを尊重し、上下関係やランキングなんかに依らないで、相手を正面から見てあげてください。
そうしていれば、あなたの周りには素敵な人達が自然と集まります。
自信を持って、自分らしく生きてほしいと私は思います。
その状況から逃げ出せない事情や、それでも頑張らなければならないこともたくさんあります。
上からの無茶な指示に苦しんだり、比較されて不利益になることもあるでしょう。
でもだからって、同じことを誰かにしないでほしい、同じにならないでほしい。
先入観に囚われずちゃんと相手を見て、一生懸命に頑張るあなたのことを見てくれる人はきっといますから。
でももし苦しかったら、誰かに思いっきり吐き出してくださいね。
苦しいことがたくさんある人生ですが、誰かと共有すれば乗り越えられます。
あなたの周りに、そんな仲間が集まりますように。
それでは今回はこのあたりで。
あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。
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