【興味を寄せられる人になる】相手に好かれるためにしておきたいこと

考え方

こんにちは、桐生真也です。

人間生きていると色々な人と出会い、関わっていきます。

ですが他人の心と付き合っていくことは簡単ではなく、仲良くすることはとっても難しい。

人間関係が上手くいかない、何を話すべきなのかわからない、どうするべきかわからない。

人生においてこれから先何度もぶつかるであろうこんな気持ち。

そんな時に思い出してほしい幾つかの手段を、今回はお伝えしていこうかと思います。

人の心にマニュアルはありませんが、心理学的にも幾つかの共通点はありますので、そういったところをベースにした考え方です。

拙い文章ですがご容赦ください。

気ままにお付き合いいただけたら幸いです。

まずは相手に興味を持つ

興味も関心もない相手と仲良くすることは、そもそも無理な話です。

興味も関心も向けられない相手が何を言っていようと右から左へ抜けていくだけでしょうし、記憶にだって残らないでしょう。

まずは相手に興味を持つこと。

当たり前のことを言っているように感じるかもしれませんが、仲良くなりたい相手、話し相手に対して興味を持つことはとても大切です。

それは相手自身のことであったり、持っている知識や経験であったり、相手が好きなことでもいいのです。

相手から誠実な興味を向けられた時、嫌がる人は多くありません。

その話題が自分にとって流暢に話せる内容であるほどに、気分よく話してくれるでしょう。

人は元来承認欲求、認められることに喜びを感じる生き物です。

それまでその人が積み重ねてきたこと、得意なこと、好きなこと、そういったものを褒められたり認められることに人は喜びを感じるのです。

人は自分が話しやすいことには饒舌になりやすく、それが自分にとって好きなことであれば尚更のこと。

スポーツをする人にそのスポーツのどんなところが楽しいのか、どんなことに苦労するのかと問えば、きっと相手は自身の経験も踏まえて話してくれることでしょう。

或いは相手が好きな映画の中でも特にオススメは何かと問えば、たった一つの質問から様々な答えを与えてくれることでしょう。

私の母親の話になってしまいますが、こんなエピソードがあります。

母は以前からフットワークの軽い人で、興味を持ったことに対してどんどん調べ、講習会などにも足を運び、現地で友人を作ってきてしまうのです。

たった一度会っただけの相手です、私にはとても真似できないことだと感じました。

どうしてそんなにも友人が多いのだろうかと思えば、どうやら現地で講習会を開いた人に対して興味や関心を惜しみなく伝え、そのままお茶会にまで発展させて話を聞いてしまうのだそうです。

そして最後には連絡先まで手に入れて、以降も友好的な関係性を築いてしまうのだとか。

そこにはただ誠実な、相手に対する興味があります。

あなたがここまで来るまでに積み重ねてきたことは素晴らしい、その考え方にとても興味がある、どうしてそういう風にやろうと思ったのか。

母がどのような質問を投げかけているのか直接見たことはありませんが、きっと多くの質問や興味を投げかけ、自然と相手の引き出しを開けさせているのでしょう。

そしてそんなやりとりの間に相手は気分を良くして、連絡先まで教えてくれる間柄になるのです。

私はあなたのことが知りたい、あなたの好きなことを教えて欲しい。

そういった誠実な思いでもって尋ねれば、相手も自然と知識や経験の引き出しを開けてくれるはずです。

とってつけたような質問や、興味がないのにあるように見せることなど、相手にとってはすぐに感じられることでしょう。

別に興味もないのだろうな、自分に関心を向けてほしいだけだろうなと。

相手を見るのではなく、自分を見てほしいという思いが滲み出てしまうアプローチでは、相手もきっとあなたに興味を持てないでしょう。

誠実な思いと興味を持って相手の心へ一歩を踏み出すこと、それが人に好かれるために大切なことなんです。

笑顔は相手の心をほぐす

YouTubeなどでも、動物の動画は大人気ですね。

可愛らしい猫や犬が人懐っこく笑顔を向けてくれるその映像に、多くの人が癒されていることでしょう。

純粋な笑顔とは、それほどまでに相手の心を癒してくれるものなのです。

いわゆる”営業スマイル”のような表面的で感情のこもらない笑顔ではなく、親愛や喜楽を表現する笑顔です。

相手の目を見て笑顔で話すこと、これほどに好印象に残る話し方はないでしょう。

例えばコンビニの店員さんが無表情でこちらに目もくれず「っしゃーせー」と雑な挨拶をするよりも、笑顔でこちらの顔を見て「っしゃーせー」と言ってくれた方が、同じ雑な言葉遣いでも印象がまるで違います。

あるいは、厳格な顔つきで黒板の方を向いたまま淡々と授業を進める先生よりも、笑顔で生徒の方へ向き直りながら授業を進める先生の方が好印象を持てると思いませんか?

自然な笑顔は心をほぐし、相手も笑顔にさせてくれます。

私の会社にいる尊敬すべき上司の一人は、いつも笑顔でした。

私のように立場の低い人間相手であったとしても常に笑顔で、こちらも自然と笑顔で応対するのです。

その上司がとある集まりで他の所属の重役と話しているのを遠目に見たことがありますが、やはり誰も彼も笑顔でその上司を迎え、楽しそうに近況を話していました。

他にも、余程赤ん坊が嫌いな人でもない限り、電車の中などでベビーカーから笑顔を向けられたら、ほっこりしない人は少ないかと思います。

仏頂面でクラスの人気者になっている人はちょっと想像できません。

それほどに笑顔とは大切であり、相手の心をほぐす要素なんです。

そして笑顔は、声だけでも相手に伝わるものです。

電話応対マニュアルなどでも、電話の相手へ向けた笑顔を浮かべて話すよう記されているものがあります。

相手が困っているなら親身になるような笑顔で、嬉しいことを話してくれているなら同じく嬉しい笑顔で。

笑顔は自然と声のトーンにも影響して、相手に好印象を与えることができるでしょう。

表面的な笑顔ではそういった感情は伝わりませんし、場合によっては相手に猜疑心や嫌悪感を与えてしまうことだってあります。

私はあなたと会えて嬉しい、話すことができて楽しい。

そういった友好的な感情を、笑顔は自然と相手に届けてくれます。

さいごに

笑顔でもって相手と接し、興味を持って心に近寄る。

私はこの二つのことが簡単なことだとは決して思いません。

まさに言うは易しです、誰にでも笑顔で話せる人というのは一つの才能であるように思います。

しかしながら、それは特別な表情筋を持って生まれなければできないことではありませんし、やろうと思えば誰にでもできることでもあります。

何も嫌いな人とまでこうやって接しなければならないわけではありませんし、まるで興味も関心も持てない相手に無理してこの方法を使っても、きっと見抜かれてしまってより関係性が悪化するでしょう。

だから例えばこれから仲良くなりたい人とか、好きになった人とか、そういった人とのコミュニケーションをする上で役立ててもらえたらなと思います。

初めは難しいかもしれません、でも意識していればいつしかそれが自然にできるようになります。

どうか少しでも皆さんがコミュニケーションを楽しめるお役に立てたら幸いです。

それでは今回はこのあたりで。

あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。

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