こんにちは、桐生真也です。
嫌なことがあったり、失敗してしまったり、上手くいかなかったり。
そんな時って落ち込んでしまいますよね、不安になりますよね。
その不安ってあなただけのもので、なかなか理解してもらえなかったり、伝わらなかったりします。
どんどん気持ちが落ちていって、動けなくなってしまいます。
そんな時に、また顔を上げて前を向けるようになるためにしてみてほしいことを書いていこうと思います。
拙い文章ですがご容赦ください。
どうかあなたの心が少しでも軽くなってくれたらと思います。
気持ちを切り替え、ネガティブを取り除く

まずは距離を取りましょう
落ち込んでしまった原因が目の前にあるなら、まずは見えないところまで距離を取りましょう。
やっぱりね、目の前にあると考えてしまうんです、思考がそれに縛られてしまう。
誰かと喧嘩してしまったのなら、一度その人と関わらない時間を作りましょう。
失敗してしまったことなら、落ち着ける場所で一息つきましょう。
ずっとそのことにとらわれてしまうと、どんどん落ち込んでしまって、ネガティブな考えしか浮かびませんから。
距離を取って俯瞰することで、見えてくることもあるはずです。
開き直ってしまいましょう
開き直るのは、何も悪いことではありません。
もう起きてしまったことなんだから仕方ないやと、物事に向き合うための心構えともいえます。
これからどうするのか、自分はどうしたいのかを考え直すことができます。
起きてしまった事実はどうにも変えることはできませんから、ひとまずその事実は置いておいて、前向きに考える意識に切り替えることは大切です。
気持ちに一つの区切りをつける、そうすることで実は幾つかの道が目の前にはあったのだと気づくことができると思います。
寝てしまいましょう
疲れや眠気がある状態だと、思考は上手く働かず、気持ちが落ち込んでいる時はネガティブなものになってしまいます。
なので、まずは眠りましょう。
しかし布団に入って眠ろうとしても、余計な考えが頭の中を巡ってしまい、寝付けないことが多いです。
眠りたいのに不安や後悔ばかりが思考を埋め尽くし、より悪い未来まで想像してしまいます。
そういう時、私は意識して自分の呼吸音を反芻します。
「すー…はー…すー…はー」と心の中で自分の呼吸と合わせていきます、羊を数えるのと同じようなものですね。
実際に聞こえている音ですし、自分の音なので安心できます。
途中で別の考えに移ってしまいそうになりますが、意識してまた呼吸をイメージしてください。
暫くすると無意識でもそれができるようになり、やがて眠ることができます。
一晩眠って疲れが回復すれば、少なくとも落ち込むような事実に直面した直後よりも心は落ち着きを取り戻しているはずです。
落ち着いて考えてみれば大したことがないと思えたり、状況を受け入れる余裕が生まれるかもしれません。
まずは体を万全にしましょう、考えるのはそれからでも遅くないのですから。
誰かに話をしてみましょう
自分一人で物事を考えると、どうしても視野が狭くなってしまいがちです。
”こうしなければ”とか”どうすればいいんだ”といった気持ちに縛られ、そのことで頭がいっぱいになってしまいます。
同じ考えが堂々巡りし、落ち込んでいる原因を反芻してしまい、より苦しくなってしまいます。
まずは誰かに話してみましょう。
”聞いてくれるだけでいいんだ”と伝えて、自分の気持ちを話しましょう。
自分の中に渦巻く気持ちを、イメージではなく言葉に変換していくことで、心は少しずつ落ち着いていきます。
落ち着いてきて、落ち込んだ理由をどうにか解決したいと思ったなら、相手にどうするべきか聞いてみましょう。
相手は話を聞いて事情は知っていますが、その原因に対して執着心がありませんから、客観的に意見を教えてくれるはずです。
ネガティブな感情を持たないからこそ、純粋にあなたを心配してくれるはずですよ。
ぼーっと何かを眺めましょう
何も考えず、落ち込んだ意識から逸らし、空でも見上げてみましょう。
流れる雲でも、飛んでいく飛行機でも、空全体をぼんやりと眺めるのもいいですね。
私は海を眺めるのもいいと思います。
波の音が心地よく耳から入ってきて、頬を撫でていく海風を感じて。
雨が降っているなら、その音に耳を傾けてみましょう。
目を閉じて、雨粒が当たって弾ける音を聴きましょう。
自然の中に自分が溶け込んでいくように、思考を手放しましょう。
穏やかな時間を、自分に与えてあげるのです。
美味しいものを食べましょう
美味しいものを食べると、自然と心がほころびます。
緊張していた気持ちが、その美味しい味に引き寄せられます。
大好きな料理ならなおいいですね、あぁ美味しい!って気持ちになれるのがいいのですから。
ストレスで暴飲暴食してしまうって、やっぱり美味しいものを食べている時は幸せを感じられるからです。
嫌なことも、苦しいことも、美味しさの前に忘れることができるからです。
落ち込むということは、それだけ真剣だった証拠です。
だから自分へのご褒美をあげても、私はいいんじゃないかと思うんですよ。
いつも通りのことをしましょう
好きなことをしている時って、とても集中しています。
楽しい気持ちで落ち込んだ気持ちから意識を逸らし、多少強引ですが時間を空けるのです。
もしくは、やらなければならないことをするのもいいですね。
家事や仕事、買い物に出かけるのもいいです。
こうすることで落ち込んだ原因から距離を取ることができ、別のことを考えることで心にかかる負担を減らします。
できるだけ普段からやっていることを選べば、自然と行動することができて、心の負担は更に減ります。
心を自然な状態へ変化させること、考えないで済む時間を延ばしてあげることが大切です。
おわりに

心の傷が治るには、どうしても時間が必要です。
簡単なことではありません。
特効薬もありませんし、人によって症状が違うのですから。
ゆっくりと、時間をかけて治していくのは自分自身です。
だから自分を大切にしてください、心を守ることを大切にしてください。
ゆっくりでいいんです、焦らなくていいんです。
落ち込んだ気持ちを、ちょっとずつ癒してあげてください。
私が書いた方法のどれか一つでも、落ち込んだあなたのためになれればと思っています。
それでは今回はこのあたりで。
あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。
Radiotalkで音声配信もしていますので、興味がある方はぜひこちらも聴いてみてくださいね。
番組 #真也のFeelingNight #Radiotalk https://radiotalk.jp/program/155656
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