【名言から学ぼう】歴史的著名人の言葉の深み、名言について考える

考え方

こんにちは、桐生真也です。

名言って結構よく聞きますよね、心に刺さったり、強い共感を覚えたり。

漫画のキャラクターの名言とか有名人の名言とか、それが自然に使われていって一般常識にまでなっているものも少なくないですし。

その言葉を言った人の人生が表れていて、同じ言葉であってもとても深みを感じることも多いです。

今回は私がとても共感できると思った名言のいくつかをご紹介していきたいと思います。

拙い文章ですがご容赦ください。

気ままにお付き合いいただけたら幸いです。

アルベルト・アインシュタイン

アインシュタインはドイツ生まれの物理学者で、20世紀最高の物理学者とされる人です。

相対性理論が有名でしょうか、物理の授業では必ず登場する歴史的人物ですね。

ではそんなアインシュタインが残した言葉はこちらです。

情報は知識ではなく、知識は唯一経験から得られるものだ。

アルベルト・アインシュタイン

経験に勝る知識なしなどとも言いますよね、非常に共感が持てる言葉だと思います。

スマートフォン一つで多くの情報を知ることができる時代になりましたが、知っているだけで実際にやったことも見たこともないということも多くなったと思います。

実際に経験しなければ解らないこと、知り得ない情報、楽しいことや苦しいことも経験したからこそ。

テレビやインターネット、動画やブログの情報は確かに便利ではありますが、その真贋を見極めることは非常に難しいです。

経験したことであればそれも判断できるでしょうし、多くの人にとって良い側面だけしか公開されていないなと感じることもできるでしょう。

知識だけでは理解したことにはならないのだということですよね、簡単そうに書かれていても実際には難しかったなんてことも多いです。

知識を理解へ深めていくためにも、知ったつもりにならないよう経験するところまで深めていってみたいものですね。

アリストテレス

アリストテレスは古代ギリシャの哲学者で、同じく哲学者のプラトンを師とする人です。

学問を分類し、万学の祖としても名高い彼は多くの著書も残しており、マケドニアのアレキサンドロス大王の家庭教師であったことも知られています。

人間の本性は知を愛することとまで考えていたアリストテレスが残したのはこんな言葉です。

知る者は実践し、理解する者は教える。

アリストテレス

私はこの言葉を見た時にこう感じました。

人に教えることができるようになって、初めて理解したと言えるのではないかと。

私がブログで調べたことを公開する時ですら、一つの情報源だけではなく、多くの人の見識や考察を調べることにしています。

読んで知ったつもりになってしまうと、誤った解釈などを鵜呑みにしてしまうことになりますし、誰かの言葉をただ複製しただけになってしまうからです。

いくつもの情報を知り、自分が感じたことや考えたことを含めて文字にすることでより理解を深めていく、その過程があって初めて人に伝えることができるような文章になっていく。

まだまだ拙い文章ですし、知識だって浅いのですが、その知識を人に伝えるための言葉に変えていく過程で理解を深めているのだと思います。

調べている内に他の関連することも調べていき、それらについて考えるからこそより理解も深まる。

文字や映像だけの情報とは非常に表面的なものでしかないのだと、ブログを始めて日が浅い私ですら感じます。

アリストテレスの人となりはわかりませんが、直接話すことができたら感銘を受けるのだろうと感じる、そんな言葉だと思いました。

パブロ・ピカソ

ピカソはスペイン生まれの画家であり、絵画や彫刻などで有名です。

本名が非常に長く、「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・フアン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」がフルネームです。

最も多作な芸術家としてギネスブックに登録されていたり(生涯で残した作品は約15万点とも言われている)、フランスの国宝として認められている世界の誰もが知るピカソ。

そんな芸術家としての最高峰とも言える彼が残した言葉がこちらです。

行動がすべての成功への基本的な鍵である。

パブロ・ピカソ

行動しなければ成功は訪れない、どんな願いだって行動した先にしかない。

成功が約束されているのではなく、行動しなければ成功もしないということですね。

未来という見えない扉がいくつもあって、行動という鍵でその扉の先へと進んでいく。

行動しなければ失敗も成功もしないでしょう、でもその場に留まったままになります。

夢見たことも、願ったことも、ただ空想で終わってしまいます。

失敗は怖いものです、それを恐れて足を止めてしまうほどに。

生きている内から国宝として評価されるほどに成功した彼だからこその言葉というわけではなく、生涯行動し続けたからこその言葉ではないでしょうか。

多作であることにもそれは表れています、芸術家として表現したいと思ったことを生涯表現し続けたのでしょう。

15万点にも及ぶ作品全てが高い評価を得たわけではないでしょう、実際には駄作だと評価されてしまったものも多かったはずで、それは失敗した作品とも言えるでしょうから。

そういった失敗や成功も積み重ねて、それでも行動し続けた、そんな行動の先で成功を掴んだ。

失敗を恐れ動かないより、行動することで得るものを大切にしていきたいですね。

もちろん無策で行動するよりは、しっかり準備することだって大切だと思いますが。

感想

既にお気づきかとは思いますが、今回ご紹介した名言は全て経験や実践することを主体とした言葉になっています。

これは私もブログでお伝えしてきたことですが、今までやってきたことは無駄ではないし、失敗した経験を糧にして活かすことで成長していくんだという考えに近いものです。

多くの経験、多くの成功や失敗を繰り返してきた人の方が、深い人生観や言葉を生み出すことができる。

失敗した数は挑戦した数、恐れを踏み越えた勇気の数であると思います。

今では歴史的有名人となった彼らですが、その影には多くの失敗だってしてきているはずです、でなければこういった言葉は思いつかないでしょう。

私も多くの失敗をして、これからも失敗していくことでしょう。

ですがそこから学び、次に活かし、いつの日か誰かの心に残るような言葉を伝えることができたら、私が生きた証を残すことができるのではないか。

そうなれるように、これらの名言を心に留めて生きていきたいと思います。

それでは今回はこのあたりで。

あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。

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