【映画館の美味しいお供】ポップコーンっていつ頃から食べられるようになったのか?

気になる!

こんにちは、桐生真也です。

先日子供にせがまれて、マインクラフトの映画を見に行きました。

まさかの二度目です、よほど気に入ったのでしょうね。

チケット予約したからちゃんと学校で勉強してくるんだぞと伝えると、ポップコーンとジュースもよろしくねと言われました、抜け目ないな。

まぁ映画館で食べるポップコーンは何か特別感がありますものね、縁日の焼きそばやたこ焼きみたいなものでしょうか。

原価がすごく安そうなのに結構いいお値段で売られているから、私個人としてはあまり買わないのですが。

そんなポップコーンですが、いつ頃から食べられているお菓子なのでしょうね。

気になる!

調理方法は単純なので、結構昔からありそうではありますが。

浅い知識と拙い文章ですがご容赦ください。

気ままにお付き合いいただけたら幸いです。

ポップコーンとはそもそも何なのか

ポップコーンとは、種皮が固い乾燥させたトウモロコシの種子(爆裂種・ポップ種を加熱することで中の水分が膨張し、スポンジ状に爆裂したもの。

形状は二種類あり、丸くコロコロとした形状の物はマッシュルーム型、内側から破裂したようなものがバタフライ型です。

コロコロしたマッシュルーム型が今は人気が高いようです。

見た目も可愛らしいですし、写真でも映えそうですものね。

トウモロコシの品種によって弾け方が違うようですが、マッシュルーム型になる種子であっても加熱にムラがあるとバタフライ型になってしまうこともあるそうです。

上の写真でもそうですよね、いくつかバタフライ型が混じっています。

ちなみに、サラダなどで食べられる甘い品種のスイートコーンではポップコーンが作れないそうで、理由としては種皮が柔らかく爆裂するほど圧力を高めることができないからだそうです、トウモロコシなら何でもいいというわけではないようですね。

ポップコーンは食物繊維やビタミンが豊富であり、子供のおやつとしては適していると言えるかもしれません。

元々が高カロリーな食べ物な上に、人気なフレーバーもキャラメルなどの高カロリーを足したものですから、食べすぎは危険すぎますけど。

種とか卵って大抵高カロリーですものね、これから成長していくためのエネルギーが詰め込まれているのだから当然とは思いますが。

材料となるフリントコーンという品種は16世紀の後半には日本にも持ち込まれていて、当時から既にポップコーンにして食べられていたようです。

最初に輸入された高知県などでは、弾けた様子が白い花のようであることから、「花きび」とか「はぜとうきび」と呼ばれていたそうですよ。

白く弾けてポンッと音がするのを見るのは楽しいですよね。スーパーなどでアルミのフライパンに材料が入っていてコンロで温めるだけの商品が売っていましたから。

子供がポップコーン好きなので最近にも買ってみたのですが、あれって火加減とかすごく難しいですね。

焦げちゃったり、かと言って弱火だとあんまり弾けないまま終わってしまったりして何度か失敗してしまっています。

私が下手なだけですかね、もっとフライパンを回しながら温めないといけなかったでしょうか。

最近は電動のポップコーンメーカーもたくさん種類があるようですし、気軽に自宅で出来立てのポップコーンが食べられるようになったのは魅力ですね。

温かいポップコーンなんて、それこそ映画館でしか食べられませんでしたから。

ポップコーンメーカー、買ってあげてもいいかもしれませんね、スーパーで買った方が安くは済むのでしょうけれど。

思っていたよりも昔から食べられていた

ポップコーンが食べられていたと思われる痕跡は、紀元前3600年頃の遺跡から発見されている。

ニューメキシコ州のその遺跡では、乾燥させたトウモロコシの種子を焚火に入れて、弾けて飛び出してきた物を食べていた痕跡が残っている。

想像以上に昔から食べられていたのですね、かなり歴史の古い食べ物であったようです。

トウモロコシは世界三大穀物として、お米や麦に並んで世界中で食べられています。

原産は中南米であり、日照時間が長く高温な土地で育ちやすいことから、古くから主食として重宝されていたようです。

乾燥させてしまえば保存性もありますし、そのままポップコーンにもできるのですから便利ですよね。

加熱調理さえできる環境があれば、高カロリーですから主食たりえます。

昔話としても、こんなお話があるそうです。

アメリカ大陸を発見し、ヨーロッパからアメリカに移民として移住してきた初期の頃は、土地勘もなく農業を始めるも失敗。

十分な蓄えもなく越冬を余儀なくされたそんな過酷な冬に、現地のネイティブアメリカンの方々が肉やポップコーンの材料を提供してくれて難を逃れたなんて話もあるそうです。

ポップコーンに命を救われたという、冗談みたいなお話ですね。

原材料の生産量も豊富で生育しやすく、満腹感も得られますし、味も淡白なのでフレーバーの自由度も高いですから、結構優れた食べ物なのではないでしょうか。

ポップコーンはなぜ映画のお供になったのか

ポップコーンが映画のお供となったのは、世界恐慌があった1930年頃のこと。

当時異常な物価高が起こる中で、ポップコーンの材料は比較的安価なままであり、利益率が高く、安く提供できることから人気が高まった。

映画館とポップコーンの関係は、世界恐慌がきっかけだったのですね。

安くて美味しいから、長時間映画を見ている間も口が寂しくなりませんし。

俗説として、映画がつまらなくてスクリーンに観客が物を投げつけたとしても、ポップコーンなら軽くてスクリーンが傷つかないから定着したなんて話もあるようです。

物を投げつけるとか現代では考えられないほど乱暴ですが、当時はそういったことも実際にあったのでしょうね。

そう考えるとあり得なくもない説ではありますが、流石に後付けな気がします。

世界恐慌の頃はポップコーンが5〜10セントほどで販売されていたようなので、かなりお安いですよね。

···あれ?

子供に買い与えたポップコーンは単品でも600円近くしたのですが、もしかして日本の物価は世界恐慌時代よりも凄い高いということでは?

そもそもポップコーンってホットドッグとかよりは確かに安いですが、安いと言うほど安くもないような。

映画館で食べるからこそより美味しく感じるという意味では、やはり縁日の焼きそばとかと同じようなものですよね。

値段については気にしてはいけないのかもしれません、雰囲気を楽しむためのものだと思わなければ。

映画が終わる頃まで食べ続けられるほどたくさん入っていますし、子供が喜んでくれるなら安いものかもしれませんね。

ポップコーンでお腹が膨れすぎて、夕飯を食べられないのは困りものですが。

感想

いかがだったでしょうか、ポップコーンって古い歴史のある食べ物だったのですね。

最近はサブスクなどで気軽に家でも映画が見やすくなってしまったので、映画館にわざわざ行くことはかなり減ってしまいましたが、あの大きなスクリーンと音響で映画を楽しむのはいくつになっても特別な感じがして楽しいです。

そんな素敵な時間を彩るポップコーン、甘いのもしょっぱいのもあって、誰でも楽しめるのも魅力のひとつですね。

私はバター醤油などのしょっぱい系が好きですが、皆さんにもお気に入りのフレーバーはありますか?

コメントなどで教えてくれたら嬉しいです。

ポップコーンメーカーも、食べたい分だけ作れるのでしょうから、購入も検討してみていいかもしれませんね。

機械のお値段は結構ピンキリでしたけど、5,000円くらいで十分な物が購入できそうでした。

クリスマスプレゼント辺りで考えてみてもいいかもですね。

それでは今回はこのあたりで。

あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。

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