こんにちは、桐生真也です。
新しい生活が始まって少し経ちましたが、少しずつでも慣れてきたでしょうか。
社会人になって十数年経つ私でも未だに驚くことがあるくらい、世の中には様々な人で溢れています。
そういった社会に生きる中で避けては通れないのが”コミュニケーション”。
誰かと関わるのが嫌だという人もいますが、完全に誰とも関わらない生き方というのは非常に難しく、正直なところ現実的ではないでしょう。
私としてもできるだけ関わる人は少なくしたいと思うタイプの人間ではありますが、それでもコミュニケーションが円滑にできる方が便利であるとは思います。
他者とのコミュニケーションが苦手な人も、積極的にコミュニケーションを取りに行けとはいいませんが、できた方が楽なことも多いです。
なので今回は、私が思うコミュニケーションをする上でのコツをお伝えしたいと思います。
必ずしも正解とは言えないかもしれませんが、成功経験のあるコツをお伝えしたいと思います。
拙い文章ですがご容赦ください。
気ままにお付き合いいただけたら幸いです。
興味のなさを出さないで

自分にとってはどうでもいい話を繰り返す人っていますよね、ハッキリ言ってまったく興味が持てないような話。
あなたがいつ何処で何をしたかなんて全然興味ありませんけど!と叫びたくなることがあります、お前の趣味なんてどうだっていいわと言いたくなることも。
しかしそれを真っすぐに伝えてしまえば関係がこじれるのは明白、好きでもない上司の雑談に付き合わなければならないことも多いでしょう。
しかしここはぐっと我慢です、表情にも出さない方がいいでしょう。
既に信頼関係があるような相手ならいいですが、そうでもない相手であればあなたの心象が悪くなってしまいます。
これ以降会うこともないと思われる相手であっても、相手に気持ちよく話をさせてやれば悪い印象は感じないものです。
笑顔の仮面を貼り付けたままで、「いいですね。」とか、「詳しいのですね。」とか相手をあげつつも相槌を打つ程度に留めておいて、最後に「勉強になりました。」とか言っておけばいい気分でいなくなってくれるでしょう。
もし気持ちに余裕があるのであれば、相手の知識の引き出しを開けさせるような質問を返すことで、相手はもっといい気分で話し始めます。
相手の話に興味があるフリをすることは、長い社会人生活の中でかなり重要なスキルとなってきます。
これが上手くできるかどうかで、その後の相手との関係性の善し悪しが明確に変わると言っても過言ではありません。
実際に何を話したかをしっかり覚えていなくても別にいいのです、あなたにとってはどうでもいい内容なのですから。
別に会社内での上昇志向がなかったとしても、悪感情を抱かれるよりはずっと過ごしやすいものです。
営業職であれば相手はお客様、営業成績にも直結しかねないので必要なスキルになってくるでしょう。
相手が上司であれば、自分にとって都合が悪い状況の時に、情状酌量をしてもらえる可能性が高まります。
日常生活においても、自分が話しているのにきちんと聞いてくれていないと感じた相手には、少なからず悪感情を抱いてしまうものです。
気持ちよく話すことができる相手に対しては悪い感情は抱きづらいですし、場合によっては良い印象を与えることができるでしょう。
最初は苦痛に感じるかもしれませんが、意識してその態度を取ることを繰り返しているうちに、段々と無駄な時間だなと感じる程度になってきます。
実際に契約先の方の話をこの方法でやんわり何度も聞いているうちに気楽になっていって、こちらの意見もしっかり聞いてくれるようになりました。
以降も雑談しに立ち寄ったりしてきますが、良好な関係を維持できています。
何を言っているのか理解できなかったりすることも多いのですが、悪意を持たれないことが得るものとして非常に大きいので、これからも我慢のしどころだと割り切っています。
面倒極まりないコミュニケーションだと思うかもしれませんが、どうか堪えていきましょう。
電話であっても表情は作る

電話であれば相手に自分の顔も見られないし大丈夫と思っていませんか?
ですが結構伝わってしまうもので、面倒だとか嫌だなって感情ほど伝わってしまうものです。
声のトーンで上手くコントロールできるのであればいいのですが、やはり声だけだからこそそこに感情も乗ってしまうもの。
なので、電話であっても会話内容に合わせて表情を変えるというスキルは大切です。
相手が何かを問い合わせてきているなら、何かに対して不安を感じているということですから、相手の気持ちに沿って心配するような表情を浮かべてみましょう。
相手が何かに起こっているのなら、申し訳ないという表情で謝罪を述べましょう。
相手が実際に目の前にいると思って会話をすると、それが自然にできますよ。
会話内容と表情を合わせることで、自分の中の不自然さがなくなります。
不自然さがなくなることで自然な声のトーンになり、相手への不快感を減らすことができます。
面倒に感じても相手に寄り添うフリをする、電話であっても同じですね。
私がまだ社会人なりたての頃は正直に面倒な表情で電話に出ていることもありましたが、実際真面目に聞いているのかと言われてしまったことがありました。
ですが表情を実際に変えて話すことで自然に声のトーンも変わることに気づいてからは、そういった苦言もなくなっています。
騙されたと思って試してみてください、意識して表情を変えるのがコツですよ。
どんな相手でも丁寧さは崩さない
相手がどういった人物や立場であっても、丁寧さは崩さないほうがいいです。
必ず敬語を使えというわけではなく、丁寧に応対するということです。
相手が子供なのにガチガチの敬語で話してしまっては萎縮してしまうでしょうし、意味も伝わりづらいです。
いくら相手が年下であっても、立場が低くても、偉そうな態度で接するのは間違っているでしょう。
丁寧さとは、相手にきちんと向き合い、相手に合わせることです。
相手がお客様であったとしても、友人のように接することでコミュニケーションが円滑になることも多いです。
こういったことは年長者ほど上手だなと感じます、私はまだまだ下手だなと。
相手の雰囲気をよく観察し、最適な態度でコミュニケーションを取る。
言葉遣いや態度、仕草なども少しずつ変えていく。
これはいきなりできることではないかと思います、繰り返していくことで学び、経験が技となるのです。
そんなことを言われてもできないと思われるかもしれませんが、意識して観察する癖をつけてほしいのです。
ただ繰り返すことと、意識して繰り返すことでは効果がまるで違ってきますから。
失敗も成功も、それぞれの経験をよく観察して、次に活かしていく。
大人になってもこういうことができていない人ほど、誰にでも横柄だったり、嫌われたりしているのではないでしょうか。
私はこれこそがコミュニケーションの真髄ではないかと思うほどです、それほどに重要なことだと感じています。
多くの人に好かれている人、初対面で好印象な人って、ほとんどが丁寧な態度を崩さない人ですよね。
何かの偉業を成した人だとしても、そのバックグラウンドがあるから多少許されているだけで偉そうな態度をしていればやがて相手にされなくなります。
そんなバックグラウンドさえなく、初対面ともなれば、丁寧さがない人には好印象を抱くことはないでしょう。
子供相手でも優しく丁寧に話している人を見て、嫌な感情を抱く人は少ないかと思います。
むしろ優しい人なんだな、穏やかな物腰だなといった感情を抱くかと思うのです。
直接話していない人にさえこういった感情を抱かせる、それが凄いところです。
自分より目線が低い相手であれば自然と視線の高さを合わせる、こういったことも丁寧さの表れですね。
相手の目を見て話すこと、古くから言われ続けているこれには、ちゃんと相手を見ているという意思表示を意味しています。
じっと見つめてしまうと恥ずかしくなってしまうこともあるでしょうから、そうであれば無理に合わせようとしないこと。
急いでいるような人であれば、こちらもなるべく早く伝わるように言葉を選ぶこと。
例を挙げるとキリがありませんが、そういったことも観察する経験を積めば自然と見えてきます。
私もまだまだ道半ば。
これから先もたくさん失敗して、上手くいってを繰り返し、少しずつ成長していくと思います。
相手が嫌な気持ちにならず、自分も気持ちよくコミュニケーションを取れる、そんな風になれたら素敵ですね。
さいごに

ここまででお伝えしてきたこと、自分には無理だと諦めないでください。
誰にでも得意不得意はあります、それは仕方のないことであり個性です。
私も実はかなり緊張してしまうタイプだったのです。
アルバイト時代でレジ打ちしようものなら、緊張して相手の目も見れず、お釣りは手が震えてこぼしてしまった程ですよ。
緊張しすぎて相手の話もまともに聞いておらず、注文内容を間違えたこともありました。
ですがきちんと相手を見て、不慣れですみませんと伝えた上で対応したら、ゆっくりで大丈夫だよと言ってもらえたんです。
もちろんそういう優しい人だけではなかったですが、少しずつ何度も繰り返していく内に、今では初対面でも緊張しないほどになりました。
正直なところ、テキトーな理由でレジ打ちから逃げたりもしていましたが、やってみると変わるものです。
こんな私でも、小さな努力から変わることができました。
初めから上手な人は羨ましいと思いますが、最初は苦手でもできるようにはなるんです。
苦手だと苦労は多いかと思いますが、どうか諦めずに頑張ってみてください。
あなたの頑張ろうという気持ちは、きっと相手にも伝わるはずですから。
コミュニケーションは大変なことだけだと思わず、楽しめる気持ちになれたらと思います。
それでは今回はこのあたりで。
あなたの大切な時間で読んでいただき、ありがとうございました。
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